「だってギズモだし」
Originally shared by Kazuhiro Ishibashi (ac)
【不正確な記事を言葉控えめに批判】
ほんと適当なこと書かないでほしい。読者多いんだから。
1次ソースのRe/codeのビデオすら見ず、それを不正確に文字起こししたThe Vergeも多分読まず、米ギズモードの記事を上っ面だけ舐めて適当な翻訳をしてさ。
この話題、きのう記事にしようと思ってやめたんだよね。なぜかというと、別に大した内容じゃないから。
だって、セルゲイ・ブリンの言いたかったことは「自分、変人だし、あんまりソーシャルやないねん。あんまり多くの人と繋がりたくないし。何かやるのに、(Googel+だけでなくFBやTwitterなども含む)ソーシャルサービスを絡めるのは僕にとってはたぶん失敗だよ。だって、そういう社交性ないし」(超意訳)
この気持ち、よく分かるんですよ。自分もどっちかというと同じ部類だろうし。
でも、別にブリンがソーシャル向きじゃないってことと、GoogleがGoogle+を推し進めてきたってことは、関係ないでしょ。
そもそも、ブリンってGoogle+担当じゃないし(記憶が正しければ)。おそらく、米ギズモードが引用したThe Vergeの記事にある
Sergey Brin said today that it was "probably a mistake" for him to have worked on Google+ because he's "not a very social person."
の"worked on"を"担当"と訳したんだろうけど、たぶん誤訳だよね。
しかも、Re/codeの動画を見ると、ブリンは "worked"とは言ってない。"doing anything tangentially"って話してる。
https://plus.google.com/113592870640571213712/posts/SHB7J8XvJM8
それをThe Vergeのライブブログが
It was probably a mistake for me to be working on anything tangentially related to social to begin with.
って書いたようだ。
単に、Googleを叩きたいだけ、読者を煽りたいだけの記事を掲載して読者を釣りたかっただけなんじゃないのかと勘ぐってしまう。
僕として信じられないのは、1次ソースがあるのに、それを確認しないという姿勢。孫引き記事をさらに色眼鏡をかけて翻訳とかさ。しかも、批判するタイプの記事で、だよ。もう少し、慎重さが求められると思うのだけれど。
そりゃ、ライターや編集者だって人間だからミスもするよ。だけど、そのミスに気づける読者はそんなにいないんだよ。ほとんどの読者はソースの確認なんてしないし。ソース自体が孫引き記事だったら、さらにそこから1次ソースを確認する人なんて、皆無と言ってよいくらいの少数派でしょ。
この記事が、はてブで上がってきてて、暗澹たる気持ちになった金曜の朝だった。
http://www.gizmodo.jp/2014/05/google_106.html
Originally shared by Kazuhiro Ishibashi (ac)
【不正確な記事を言葉控えめに批判】
ほんと適当なこと書かないでほしい。読者多いんだから。
1次ソースのRe/codeのビデオすら見ず、それを不正確に文字起こししたThe Vergeも多分読まず、米ギズモードの記事を上っ面だけ舐めて適当な翻訳をしてさ。
この話題、きのう記事にしようと思ってやめたんだよね。なぜかというと、別に大した内容じゃないから。
だって、セルゲイ・ブリンの言いたかったことは「自分、変人だし、あんまりソーシャルやないねん。あんまり多くの人と繋がりたくないし。何かやるのに、(Googel+だけでなくFBやTwitterなども含む)ソーシャルサービスを絡めるのは僕にとってはたぶん失敗だよ。だって、そういう社交性ないし」(超意訳)
この気持ち、よく分かるんですよ。自分もどっちかというと同じ部類だろうし。
でも、別にブリンがソーシャル向きじゃないってことと、GoogleがGoogle+を推し進めてきたってことは、関係ないでしょ。
そもそも、ブリンってGoogle+担当じゃないし(記憶が正しければ)。おそらく、米ギズモードが引用したThe Vergeの記事にある
Sergey Brin said today that it was "probably a mistake" for him to have worked on Google+ because he's "not a very social person."
の"worked on"を"担当"と訳したんだろうけど、たぶん誤訳だよね。
しかも、Re/codeの動画を見ると、ブリンは "worked"とは言ってない。"doing anything tangentially"って話してる。
https://plus.google.com/113592870640571213712/posts/SHB7J8XvJM8
それをThe Vergeのライブブログが
It was probably a mistake for me to be working on anything tangentially related to social to begin with.
って書いたようだ。
単に、Googleを叩きたいだけ、読者を煽りたいだけの記事を掲載して読者を釣りたかっただけなんじゃないのかと勘ぐってしまう。
僕として信じられないのは、1次ソースがあるのに、それを確認しないという姿勢。孫引き記事をさらに色眼鏡をかけて翻訳とかさ。しかも、批判するタイプの記事で、だよ。もう少し、慎重さが求められると思うのだけれど。
そりゃ、ライターや編集者だって人間だからミスもするよ。だけど、そのミスに気づける読者はそんなにいないんだよ。ほとんどの読者はソースの確認なんてしないし。ソース自体が孫引き記事だったら、さらにそこから1次ソースを確認する人なんて、皆無と言ってよいくらいの少数派でしょ。
この記事が、はてブで上がってきてて、暗澹たる気持ちになった金曜の朝だった。
http://www.gizmodo.jp/2014/05/google_106.html
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