ボクの観測範囲では既に、Google翻訳を使って、国境の無いコミュニケーションが盛んに行われているように見える。今後ますます機械翻訳の精度は高くなっていくだろうなー。問題は対面時か。
Originally shared by Tetsuya Isozaki
先ほどのGoogle+の翻訳の記事
https://plus.google.com/113608543412821664532/posts/ZS5SC2pVWn7
には多数のレスポンス、ありがとうございました。
予想していた「Google翻訳なんて使い物になるわけねーだろ!www」という反応は意外にも見かけなかったのですが、「Google翻訳に翻訳されやすい文章を書く能力が必要かも」というご意見は、10件以上ありました。
私は語学の達人でも自動翻訳研究者でもないのですが、Googleの翻訳の精度はことによると急速に上がっていくんじゃないかという気もしています。
例えれば、キーワードを入れるだけで希望のページがさっと出て来る「検索」という機能も、10数年前に、現在のように気の利いたサービスがタダで利用出来るなんて、どれくらいの割合の人が想像していたでしょうか?というのと同じじゃないかと思うわけです。
特に、Googleは世界中のウェブのデータやメールのデータを収集しており、検索エンジン同様、 自ら学習して精度を上げていく自動翻訳エンジン が性能を上げていきそうだというのもありますが、仮に今後Google+が成功していけば、 ソーシャルでCGM的に検索結果を改善していくアプローチ もありうるんじゃないかという気もします。(検索結果のレーティングとか、「この場合の『assignment』は『任務』じゃなくて『譲渡』と訳すべきだろ」といったことを簡単にフィードバックできるようなしくみ、とか。)
または、そういう仕組みで成功しているベンチャーを1億ドルくらいで買収して取り込む、といった未来も大いに考えられます。
さらに、ここが重要だと思いますが;
語学の達人の方ほど、「今の機械翻訳のレベルなんてまだまだで、当面、プロの翻訳家にかなう訳が無い」と思っているところが、非常に正しい認識であり、かつ、大きな間違いになりうるんではないかとも思っています。
十年前に、マスコミの方々は、
「インターネットが発達して、一般の人でも自由に自分の意見をネットに書ける時代は来るかも知れないが、文章を書く訓練をきちっと受けた我々のようなプロの文章に、素人がそう簡単にかなうわけがない」
と、おっしゃっていました。
これは今考えても非常に正しくて、プロの文章を超える文章が今ネットに溢れかえっているかというと、まったくそういうことは無いし、ネットのおかげでプロを超える文章を書くようになった人なんて、ほとんどおらず、多くの人は(私も含めて)しょーもない文章を書いているのが現状であります。
しかし、だから今でも世の中の人はクオリティの高いプロの文章だけを読み続けているかというと、まったくそうではなく、多くの人は、シロートの書いたしょーもない文章やツイートを読む時間が増え、(それだけが理由ではありませんが)新聞社や雑誌社の経営は、ますます困難を極めるようになっているのではないかと思います。
自動で翻訳された文章も、文章のクオリティとしてはしょーもないものでも、もしかすると、今まで一生出会うはずもなかった地球上の他の国の人とカタコトで会話をする楽しさなどが、そのカタコトのレベルの低さを補ってあまりあるものとなるかも知れません。(Instagramなどでは、そうしたコミュニケーションが先行して始まっている気もします。)
この10年で、世界のコミュニケーションのフェーズがまた大きく変わる気がして、大変ワクワクしております。
https://plus.google.com/113608543412821664532/posts/ZS5SC2pVWn7
Originally shared by Tetsuya Isozaki
先ほどのGoogle+の翻訳の記事
https://plus.google.com/113608543412821664532/posts/ZS5SC2pVWn7
には多数のレスポンス、ありがとうございました。
予想していた「Google翻訳なんて使い物になるわけねーだろ!www」という反応は意外にも見かけなかったのですが、「Google翻訳に翻訳されやすい文章を書く能力が必要かも」というご意見は、10件以上ありました。
私は語学の達人でも自動翻訳研究者でもないのですが、Googleの翻訳の精度はことによると急速に上がっていくんじゃないかという気もしています。
例えれば、キーワードを入れるだけで希望のページがさっと出て来る「検索」という機能も、10数年前に、現在のように気の利いたサービスがタダで利用出来るなんて、どれくらいの割合の人が想像していたでしょうか?というのと同じじゃないかと思うわけです。
特に、Googleは世界中のウェブのデータやメールのデータを収集しており、検索エンジン同様、 自ら学習して精度を上げていく自動翻訳エンジン が性能を上げていきそうだというのもありますが、仮に今後Google+が成功していけば、 ソーシャルでCGM的に検索結果を改善していくアプローチ もありうるんじゃないかという気もします。(検索結果のレーティングとか、「この場合の『assignment』は『任務』じゃなくて『譲渡』と訳すべきだろ」といったことを簡単にフィードバックできるようなしくみ、とか。)
または、そういう仕組みで成功しているベンチャーを1億ドルくらいで買収して取り込む、といった未来も大いに考えられます。
さらに、ここが重要だと思いますが;
語学の達人の方ほど、「今の機械翻訳のレベルなんてまだまだで、当面、プロの翻訳家にかなう訳が無い」と思っているところが、非常に正しい認識であり、かつ、大きな間違いになりうるんではないかとも思っています。
十年前に、マスコミの方々は、
「インターネットが発達して、一般の人でも自由に自分の意見をネットに書ける時代は来るかも知れないが、文章を書く訓練をきちっと受けた我々のようなプロの文章に、素人がそう簡単にかなうわけがない」
と、おっしゃっていました。
これは今考えても非常に正しくて、プロの文章を超える文章が今ネットに溢れかえっているかというと、まったくそういうことは無いし、ネットのおかげでプロを超える文章を書くようになった人なんて、ほとんどおらず、多くの人は(私も含めて)しょーもない文章を書いているのが現状であります。
しかし、だから今でも世の中の人はクオリティの高いプロの文章だけを読み続けているかというと、まったくそうではなく、多くの人は、シロートの書いたしょーもない文章やツイートを読む時間が増え、(それだけが理由ではありませんが)新聞社や雑誌社の経営は、ますます困難を極めるようになっているのではないかと思います。
自動で翻訳された文章も、文章のクオリティとしてはしょーもないものでも、もしかすると、今まで一生出会うはずもなかった地球上の他の国の人とカタコトで会話をする楽しさなどが、そのカタコトのレベルの低さを補ってあまりあるものとなるかも知れません。(Instagramなどでは、そうしたコミュニケーションが先行して始まっている気もします。)
この10年で、世界のコミュニケーションのフェーズがまた大きく変わる気がして、大変ワクワクしております。
https://plus.google.com/113608543412821664532/posts/ZS5SC2pVWn7
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